2014年2月27日木曜日

白石雪妃 書画ライブ with Adam Unsworth

2月12日 白石雪妃 with Adam Unsworth   Music x Calligraphy シカクの中へ 螺旋ver.
満席御礼 ご来場くださいました皆様、応援してくださった皆様、ありがとうございました。
皆様のおかげで無事成功に終わりました。
写真: setsuhi JZ 2014_2_12
photo:yoshiyuki oki

このイベントは1年前から企画を練り始めました。
ジャズホルニストのアダム氏との共演
二人展の5周年、ライブ活動5周年、そして様々な節目に
今まで出会った方や共演を重ねてきた方々と螺旋状にある人生の一通過点を共有したいと思いました。もちろん新たな出会いも一緒に。

ついに迎えた2月12日

プログラムは、狂言、クラシック(チェロ)、即興、ジャズステージとそれぞれ書が入りました。
プロローグでは、写真家大木氏のショートムービー。
こちらはこれからリニューアルされるウェブサイトで公開予定です!












プロローグを受けて大藏千太郎さんの狂言とともに「螺旋」











ここからは作品解説とともに振り返りたいと思います。
(当日解説がなかったとの多くの声をいただきました、失礼いたしました)

五十嵐あさかさんのクラシックチェロの世界へ。
バッハの無伴奏チェロ組曲 一気に引き込まれていきましたね。
ドビュッシーの「月の光」では、金泥を使って「螺旋」の文字の周りを螺旋を描くように
「夢、輝、煌、感、想、光、明、陽、影」など曲から連想される漢字で作品を創りました。

アダム氏のクラシックホルンも入って、デュオで「IF」
これは泣けてくるような美しいメロディと美しいホルンの音色でした。
「もし人々の感覚や心を変えるためにろうそくをともすことができたならそうしよう」
という歌詞をベースに作品を創りました。

そして一部の最後はインプロビゼーション(即興)です。
初体験の方も多かったことと思います(苦手な方も 笑 )
コントラバスのパールさん、フルートのMiyaさんとホルンのアダム氏、そして
飛び入りゲストでフランスで活動されているパーカスの山㟁直人さん。
通常より短い時間での即興でしたがこのメンバーは最高でした・
日本ではまだあまり知られてないような気がしますが
即興の良さを体感してもらうことができたらなあと思います。



そして休憩。JZ Bratさんで作っていただいた「雪妃カクテル」いかがでしたでしょうか(笑)?
休憩中は、写真家大木氏による私の一年間のライブ写真のスライドショーをお楽しみいただきました。

いよいよ2部、ジャズセットです。
メンバーはアダムさんがいつも絶賛する佳祐くん(B)に岳五郎くん(p)。
楽団でも共演のドラムは谷本成輝さん。そしてフルートはMiyaさんと高澤綾さん。

アダムさんのオリジナル曲は難しいと思うのですが、素晴らしい演奏をしてくださいました。


excerpt this
アダム氏がオーディションで練習する抜粋部分に対しての皮肉に
アダム氏にしか吹けないフレーズを作曲したもの。
確かにホルンでこれを吹けるのは彼しかいないと思います。
ホルンを吹いたことがあればよくわかるはず・・笑
書の作品は、アダムさんの発想にあやかってハイヒールのカタチの蘭亭序の抜粋
永和九年歳在癸丑暮春之初會于會稽山陰之蘭亭脩禊事也群賢畢至少長咸集此地有崇山峻領茂林脩竹又有清流激湍暎帶左右~
蘭亭序は王羲之が酔って書いたものですが、後で書き直そうと思っても、酔って意のままに書いたものにはかなわなかったそうです。

In your own sweet way
ここでボーカルのHiro-a-keyくん登場。存分に魅了してくれました。
ファンも更に増えたみたいですね~(笑)

Bye bye black bird
サックスの類さんをフィーチャーして
「bye bye blackbird
Blue burd calling me for away
skies are turning me for away
blue bird blue bird this is my lucky day
now my dreams will come true」
英語で書を書きました。
ブラックバードとは不幸なもの、ブルーバードとは幸運を表します。

Find your way
写真アダムさんがフィラデルフィア管弦楽団をやめようとしているときに書いた曲だそうです。私にとってやめることは続けることより難しいと思いますが、やめる決断、大事だと思うのです。
その判断が人生を決めていって顔に出ると思うのです。


「20歳の顔は自然の贈り物 30歳の顔は自分の生き様 
50歳の顔はあなたの功績」
シャネルの言葉より


Eleanors Here
エレノアちゃんはとっても可愛いアダムさんのお子さんです。
エレノアちゃんが大人の女性になったときをイメージして、漢字でドレスを書き、女性を描きました。漢字は
「麗、美、音、潤、艶、凜、香、芯、真、純、天真爛漫」

Old Country
作曲はピアニストの小林岳五郎くん、作詞はHiro-a-key
そしてアダム氏も加わりました。
「もしも変わり果てた姿でも僕には帰る場所
褪せて見えなくなっても 思い出で塗りなおそう
失って初めて気付くあなたの大きさ」
帰る場所、居心地の良い仲間の元へ帰る場所があることが幸せです。
この曲も大反響でした!





最後はBalance
今までの二人展のテーマやこれからのことを思って感じたことを書きました
「絆 結 縁 生 新 共存 共鳴 道」

終わったときは皆さんのあたたかい拍手、退場するときに声をかけてくださったことが心に沁みました。
アンコールはスペインをなんと全員で。
と、思ったらみんながステージに戻ってこなくて・・・
どうしようと思っていたらサプライズでバースデーをお祝いしていただきました。
確かに誕生日だったのでお祝いのメールもいただいていたのですが

本当に余裕がない状態だったので本当にもうビックリでした!!
ありがとうございました!

アンコールはスペイン。アダム氏の隣は日本が大好きなお弟子さんのテッドくん。

幸せな時間を空間を大切な共演者とお客さんとともに作り上げられたこと、皆さんと共有できたこと、幸せです。楽屋に戻った時のみんなの優しさは忘れられません。
このイベントは本当にいろいろなご協力により成功することができました。
心より感謝申し上げます。

最後にジャズもクラシックもインプロもジャンルという言葉さえ忘れさせてくれた、
ホルンの魅力と音楽の魅力を余すところなく伝えてくださったアダム・アンスワース氏に心から御礼申し上げます。
これからもkeep in touchで、今度はミシガンで共演しましょう。
(と言ってくださいましたよ(^^)/)

白石雪妃

photo:NORI










                                


2014年2月5日水曜日

ウーマンズエクスペリエンス グランドハイアット東京*六本木ヒルズ


写真グランドハイアット東京(六本木ヒルズ)のフレンチキッチンで二ヶ月に一度開催中の「ウーマンズエクスペリエンス」
3/22のスペシャルゲストとしてセミナーとデモンストレーションをさせていただくことになりました。
その後はアントニー・ドゥヴィール氏とプレミアムシャンパン、副総料理長ダヴィッド・ブランによるスペシャルランチもお楽しみいただけます。
個室での開催となり18名様女性限定です。
ご興味ある方はお早めのお申し込みをお待ちしております。


詳細、ご予約はこちらから
http://restaurants.tokyo.grand.hyatt.co.jp/french-kitchen-tokyo/news/woman-experience.html

写真写真

2014年2月3日月曜日

青山ベルコモンズより移転しました

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青山ベルコモンズ内青山書道教室は2014年より表参道に移転しました。
陶芸工房 彩泥窯 表参道工房内にあります。
とても閑静な住宅街。内装もステキな空間ですよ。
ご興味ある方お問い合わせください。shiraishi.setsuhi@gmail.com

第一、第三月曜
17:00 - 18:00
18:05 - 19:05
19:10 - 20:10

第一、第三火曜
11:00 - 12:00

入会金5000円 月1回4500円 月2回9000円 *陶芸工房会員の方割引あり
体験1000円

よろしくお願いいたします。

2014年2月1日土曜日

バスコダガマ2月号発売

連載させていただいている電子書籍雑誌Vasco da Gama
2月号は「シカクの中へ 螺旋ver.」2/12公演の見どころと公演を控えた今の想いを書きました。Kindleストアより350円です。
2/12のライブはおかげさまでお席残りわずかとなりました。ご興味ある方はお早めのご予約をオススメいたします(^^)

リンクはこちら、Vasco da Gama 2月号