2016年6月9日木曜日

Maria Schneider orchestra concert

昨夜は、6/17の共演者の方々が出演しているマリアシュナイダーオーケストラのコンサートに行きました。



1年ぶりの再会!メールだと事務的で(当たり前ですが)怖いのですが、いつも会うと一変、あたたかく迎えてくれてホッとする瞬間です。それでも必死に来週のライブについて話しただけで汗だくに^^;
マリア・シュナイダー・オーケストラはグラミー賞他、数々の賞を受賞していて日本ではブルーノートに出演し大絶賛となったジャズオーケストラです。
こんなとてつもなく素晴らしいメンバーと共演できるようになったのは元をたどると一つののきっかけと、ただただやりたい気持ちのみでした(笑)
コントラバスのJayさんとピアノのフランクさんとの共演は3年前。ジャズホルニストのAdamさんが連れてきたくれたメンバーです。
  
そのアダムさんと知り合ったのは5年前。そのきっかけとなったのは7年前にさかのぼります。きっかけは、私の所属している楽団の指揮者 津田雄二郎先生が紹介してくれた映画でした。だから事の始まりは津田先生にあったのかもしれません。津田先生には今でも私の活動において推薦状を書いていただいたり本当にお世話になっている恩師です。
さて話を戻すと、その映画はオーケストラの向こう側というドキュメンタリーで、フィラデルフィア管弦楽団の団員たちの普段の姿を追ったものでした。アダムさんはクラシックを吹く傍ら、ジャズホルニストとしても活動していました。
当時ジャズでホルンを吹く人なんてあまり知らなかったのでただただ感動の嵐でした。津田先生がコンタクトをとれるかもとおっしゃったので、そしたら企画します!と断言してしまいました。。そのときはどれだけ大変なことかも全く分かっていなかったし、リスクの高いものを全員が賛成してくれたわけもなく、失敗したら前責任を負うつもりで命がけでした。大袈裟ですけれど(笑)わたしにとってはそのくらいで向かわないとできないことでした。結果は1000人のホールはほぼ満席になり、コンサートも書道とジャズのライブも成功に終わりました。そんな熱意が伝わったのか、何かとアダムさんは良い方向に導きながら助けてくれます。
でもだからと言ってこれからもずっと続くわけではありません。
お互いにひかれあうものがなければその時で終わり、次はない。実力と感性の世界だと思います。そして、アメリカの文化と融合しながら日本の素晴らしさを伝えられたらと思います。
幸い、ニューヨークでお世話になっているお宅では、腕が鈍るからどんどん紙を広げて練習しなさいとありがたく自由にさせていただいています。来週はパフォーマンスが3回!頑張ります。
https://www.facebook.com/events/606856432806862/?ti=icl

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